誕生日会

先日、会社で一番に仲良しの呑み助チームがアタシの「誕生日会」を開いてくれました。某ホテルで豪華中華!! メンバーは8人。全員が揃ったところで早速乾杯。乾杯の音頭は毎回酔っ払って正体不明となり、アタシにとてつもない迷惑をかけまくるおエライさん(仮名K氏)。
「今日の私は一味ちがうからな。最後まで絶対に酔っ払わず、姐御に迷惑をかけません! お前らもみんな、今日ぐらいは頑張れよ。それではお誕生日おめでとう! 乾杯!! あ、中国風にカンペェー!!」
「頑張るぞ−!! カンペェー!!」
ったく、なんちゅー乾杯じゃ。コメントもすごいが「頑張るぞー」とはどういうこっちゃがな。
宴会も半ばに差し掛かったところで大きな花束を抱えたボーイさんが登場。部長が突然立ち上がり「年の数だけ薔薇の花を送ります!」と発言。うれしいですね、花は。でも本数を数えたら3本多い。部長、気持は嬉しいですが、多いです、多い。何でも多けりゃいいってもんじゃないでしょ。なんか微妙にショック。しかし、料理は美味しいし、花を抱いて記念撮影とかしちゃって、なんだかグラビアアイドルな気分。で、何事も無く宴会も終了しました。乾杯宣言の通り、1次会では泥酔者は出ず。平和でいいなあ。
そして2次会はいつものパターンでカラオケ。しっかし、このカラオケがいかんかった。
部屋に通された途端
「今日は特別な会だから、飲み放題をセットしました!! みんな好きなモノをじゃんじゃん飲みましょう」
とマイクを使って課長(十八番は「そんな夕子にほれました」)が高らかに宣言。ど〜ぉでもいいけどさ、おまえ余計なことすんなっての(爆) あからさまに「泥酔者さんいらっしゃ〜い♪」っていってるようなモンじゃないですか。課長をじろりと睨むも気持は伝わらず。すかさず部長が「じゃ、オレ、適当に頼んじゃうからね」と、電話で注文開始。
「とりあえずツマミ盛り合わせと生ビール8杯、ライムサワー8杯ね。それからさ、誕生日なんだよね、なんかケーキない? ケーキ。おーけー、おーけー! じゃ、おねがいよ」
ほらね、いわんこっちゃない(爆)すんません、アタシら総勢8名ですよ。1人2杯の強制割り当ては止めてもらえませんか。
結局この日、まずは部長殿。だれも食べなかったケーキを最後に一気に食って、口の周りはチョコレートだらけ。ネクタイもチョコまみれ。
「ああ、甘い! ビールくれ」
最後に一気に飲んだ生ビールがとどめをさした模様。もうレロレロ。ついで「そんな夕子」な課長。彼は尻撫で・髪撫で・肩撫での3点セットでエロ全開、その他のメンバーもだいぶご機嫌。そうそう、K氏。冒頭に「今日は酔わない」と宣言したくせにやっぱり泥酔。カラオケを出て駅まで歩くその道すがら
「ラーメンはいいのか?! うぇいっ! ラーメンおごるぞ! ★∝☆% おいっ、こらっ! ▲φ★∝%△ 川中!」
などと叫び始めたので、通りがかったタクシーに蹴り乗せました。翌日、顔面にバンドエイドを数枚貼り、傷だらけで出社したK氏。「どうしたんですか?」と尋ねても「覚えていない。いや、またやってしまった…すまぬ」
あの日、8人の肝臓が分解したアルコールは紹興酒10本、ライムサワー16杯、生ビール20杯なり。酔っ払って当然(爆)
ところで、いただいた薔薇の花ですが、最初はつぼみまじりだったカワユイ花束が、家に帰ってみたら満開もいいとこになってました。翌日には頭をもたげてしょんぼり。翌々日にはぐったり。色もどす黒くなってました。薔薇の花も熱気とアルコールで肝硬変でしょうか。狭いカラオケボックスの中で散々大騒ぎして、この真冬に冷房入れたくらいの熱気だったもんねぇ、そら満開にもなるわなぁ(爆)