新宿で飲む

昨日の日記に書いた通り、金曜日はいつもの仲間で「新宿で飲もう会」でした。ところがアタシ、今回のこの飲み会に限っては行きたくない事情があったんですよ。だけど行かないわけにはゆかず、しぶしぶお付き合い。1次会は南口からほど近い居酒屋。一足早く新宿に到着していた、【そんな夕子】な課長&ブチョー殿が店を探しておいてくれたのでございます。なので新宿に6時40分について、即宴会スタート。例によって「飲み放題」。
ところが、いくら飲んでも、酔って気分は晴れるどころか悪化するばかり。みんなのメートルはどんどんアガル→そのせいでますます川中の腹は立ってくる。うむ…しかし、それを顔に出せないのがつらいところなんだよなぁ。いつも通り盛り上げ役を果たすけなげな川中。うう… −みなさま普段は全く感じないでしょうが、どうぞこの辺でOL川中の悲哀と組織の切なさを感じていただきたいのであります(涙)− 
そんなこんなで時間がすぎ、生理現象を感じて雪隠へ。雪隠付近では異常な盛り上がりでオヤジ軍団(総勢20名くらい、すべて男)が飲んで騒いでいる。


「がああ、アタシの求めているのはコレなんだよ、コレ。おもしろそうだなぁ、嗚呼 こっちに混ざりたいよぅぅぅぅ」


更に落ち込んだ気分になりで雪隠へ入る。悪態をつきながら用を足した後、トイレットペーパーを引っ張るとわずか3cmでEND。確かこういうのを「泣きっツラにハチ」とかってゆーんじゃござんせんかね。川中沈没です。

「けっ バーロー。ったく、3㎝だけ残すなよ。残り僅かだってことくらい感覚でわかるだろーがー。しっかし、さっきのねーちゃんエライ別嬪だったけど、思いやりが無さすぎるっつーの。彼に告げ口してやるからな、ふんっ」


ともかくどこに行っても面白いことがコレッポチもありゃせん。呪いの言葉をぶつぶつと吐きつつ鬼のような形相で雪隠から出ると、さっきから面白おかしく飲んでいるオヤジ軍団が

「えーそれでは、最後にですね、北村くんに挨拶していただいて、この会をしめたいと思います」

などとやっていた。こりゃ邪魔しちゃ悪いと思い、しばらくその場で待機。挨拶が終わったので通り過ぎようとすると

「あ、おねーちゃん、おねーちゃん。何本でしめたらいいかなぁ。どう思うかね」

といきなり声を掛けられる。オヤジ軍団の視線が川中に集まる。

川中 「あの、こりゃ一体何の会ですかねぇ?」
おやじ1 「北村くんの栄転祝いだよ。なー大阪支社への」
川中 「じゃ、バンザイにしましょうよ、バンザイ三唱 景気よくいきましょう」
おやじ2 「はい、決まり。ではおねーちゃんの指示により、バンザイでしめたいと思います」

「北村くん、バンザーイ! バンザーイ バンザーイ」

モチロン、アタシも一緒にバンザイ。その後はおやじどもと握手をしまくってまたバンザイ。なんかちょっと気分快復。このままこのおっさん達とずらかりたいなと思いつつも仕方なく自席へ戻る。そしたらやっぱり気分はまた落ち込んで、それは2次会のカラオケでも晴れず、ただひたすらに鬱々として帰路についた川中なのでした。
うみゅみゅ…今日はいいことあるといいなぁ。


あ、トイレットペーパが3㎝しか残ってなかったと書きましたが、モチロン予備ロールありました。その辺はクレグレも誤解されませぬよう(爆)