さよなら! クチビル

クチビル*1が6月末日をもって定年となってしまいました。ああ、さびしい。
なので、6月はクチビル送別会が目白押しでした。アタシの参加した「さよなら! クチビル」の会だけでも5回。

1.祝定年☆クチビルの会(いつもの仲間9名で 3次会まで)
2.我が部有志による送別会(有志20名で 2次会まで)
3.クチビル妻もお招きしての大送別会(いつもの仲間9名で 3次会まで)
4.ごくごく内輪で祝定年会(内輪4名で 2次会まで)
5.6月30日、これがホントのさよなら、クチビルの会(有志11名で 3次会まで)

つか、一体何回やれば気が済むのじゃ、われ。
ともあれ、第2の人生に幸あれと心より思うのでした。

*1:部長付。酔うとクチビルが真っ赤になるのでこのあだ名

更新

飲んだそばから更新できれば1番いいのですがね、なかなかネットに繋げませんで。
しかし、相変わらず飲んではおります(爆) 相変わらず面白いことも勃発中。
ぼちぼちと更新しますので、気長にお待ち下さい。

変な居酒屋

会社通用門のほぼ目の前に突如あらわれた黄色い看板。よく見ると「居酒屋 ●●」とある。民家の1F部分を軽く改造しただけの小さな酒場ですが、大小なんぞはは関係なかです。呑み助のわが朋友たちが目をつけないわきゃない。案の定、K氏*1(オハコが−柿の木坂の家−で重役なので以後、カキ重と呼びます)がアタシに内線をかけてきた。なんでも工事中の店に無理矢理押し入り、開店日を聞き出した挙句

「私が1番最初の客になる! 予約だ! 予約するからな、いいな!」

とやってきたという。開店日は4日後の18時。しかし、「行くぞ!」といわれてもその日はどうしても行けない日程の川中。


カキ重 「カマナカ君、君は何故行けないんだ」
川中  「会社都合ですよ。業務上、行きたくても行けないんですよ、その日は」
カキ重 「え? 私との飲み会よりも重要な業務があるっていうのか!」
川中  「つか、カキ重さんの指示による業務じゃないですか」
カキ重 「!!…そうか、そうだったな、忘れてた。ではクチビルくんたちを誘っていくことにするよ、いやぁスマン、スマン」


忘れんなっちゅーの(爆) そんなわけで開店初日には惜しくも行きそびれた川中でしたが、先日、ようやっと連れてってもらったのであります。
ところが行ってビックリ、最初に目に飛び込んで来たのは壁一面に張られた短冊。メニューかな? と思って近づくと


−急げども心静かに手を添えて 外にこぼすな●●の露−


みたいな、川柳もどきなんですわ。


カマナカ 「なんすか、これは」
カキ重  「ここに来たら一句詠まなくてはいけないのだ」
ママ   「そーなのよ、おねーさん。じゃ、これ渡すからよろしくね。ハイッ」
カマナカ 「ハイって… え? カキ重さんもクチビルさんも書いたんですか?」
カキ重  「あったりまえだろが。なあ、クチビルよ」
クチビル 「あったぼーよ。だからオマエもちゃんと書け」


「とりあえずビール!」という前に、お店から渡された短冊と筆ペン。こんな居酒屋は初めてです。で、酒がすすみ


「そろそろオマエも一句やらんかい」


と双方から追い込まれてしまった。『つかよー、オマエらホントに詠んだのかよ。ハッタリじゃないんかい』と内心疑っていたカマナカは、


カマナカ 「つかですね、カキ重さんのはどれですか? ホントに書いたんですか?」
カキ重  「むふふ。ゴーンという名で書いているのがオレだ。な、ママさん♪」
ママ   「そうです。うちの店で彼はゴーンで通ってるんですよぉぉ」
カマナカ 「ご、ゴーン??? もしかして」
カキ重  「むふふ(満足げ)。某社の社長の名前を借用したんだ。文句あるか」
カマナカ 「ゴザイマセン(わけわかんねーな。ケド面白い)」


壁を見ると確かに「ゴーン」とサインの入っている句が3点ある。内容は下品なので公表不可(爆) ゴーンついでに他の句もじっくり見てみた。するとなんだか見覚えのあるクセ字や「もじゃ」とか「ウルフ」とか聞いたことのあるニックネームばかり。


『…これってまさか、みんなアタシの知ってる人間?! んなこたないよなぁぁ…まさかなぁ…』


なんか不安がよぎる。恐る恐る

カマナカ 「ママ、うちの会社の人間、結構お邪魔してます???」
ママ   「おかげさまでねぇ、ほとんどおねーさんの会社のみなさまですよ」


やっぱりか。やっぱりみんな来てんのか。でもって、みんなして一句詠んでんのか(爆) これではまるっきり従業員専用酒場でR。仕方ないのでアタシも一句残してまいりました。


−胸(また)開き 語るオトコの麗姿かな−


お粗末さまでございます。次回はもっと気の利いたヤツ考えます。
いずれにしても、またひとつ呑み助たちの集いの場が出来て、今後が楽しみなのであります。

*1:わが会社の重役の1人。クチビルとともにアタシの飲み友達筆頭選手