スナックって絶滅の危機ですか?
会社の周りには結構な数のスナックがあります。以前、Q住巨匠に
「だけどさぁ、いまどきスナックはないだろぅ、スナックは。すげー田舎だなぁ」
といわれましたが、田舎では未だにスナックっつーもんが幅を利かせてるんですよね。しかも「スナック1丁目」とか「白夜」とか「えれがんす」とか「雑草」なんてゆー、ものすごい名前のが。
最近よく行くのは、美人ママの経営する「スナック H(仮名)」。なんだかとっても仲良しになってしまって、しばらく行かないと、手紙とか電話とかバンバンで、行けば行ったで「うなぎ」とか「ティーカップセット」とか「アクセサリー」とかくれるんですわ。勤務している女性もなかなか品がよくってヨロシイ。ところが先日お邪魔したらすげーオババがアルバイトで雇われてました。
ママ 「あのね、先週からの新顔さん紹介するわ〜 ババさん(仮名)、ちょっと」
ババ 「どうも、ババ(仮名)ですぅぅぅ。ヨ・ロ・シ・コ♪」
川中 「(ヨ、ヨロシコ…ときたもんだ)…ども、カマナカです」
ママ 「失礼のないようにね、アタシのお友達なんだから」
ババ 「はぁい♪ カワナカさんのココロをしっかりゲットしますぅぅぅ♪(モチロン、ダンディ坂野ばりのアクション) がんばりまっちゅ〜 どうぞヨロシコ♪」
川中 「(ゲットじゃねーよ、ゲッツだよ)・……あっちのお客さん待たせてもなんだから、どうぞ戻ってくださいな」
ババ 「お気遣いカンシャでぇぇぇす。じゃ、バイチャ♪」
バイチャ、ヨロシコ、ゲット、挙句の果てには「がんばりまっちゅ」。オマエは具志堅@ちょっちゅね〜かいな。
オババが立ち去った後、たまらずママに耳打ち。
川中 「あの人、ちょっとアレだよねぇ…うーん、うーん」
ママ 「そーなのよ。ほら立続けに女の子が辞めちゃったじゃない。で、困ってたら強力なコネでねじ込まれちゃって」
川中 「とりあえずさ、アタシのトコには来させないでね、ママ」
ママ 「了解。了解。そーよねぇ、マミちゃんにはそういわれると思ってたのよ」
川中 「無駄に明るいのキライではなけどさ、ジャンルが違う感じだもーん、アタシとは」
その夜、推定年齢52歳のオババはキャピキャピとはしゃぎまわり、そらもう、うるさいのなんの。ゴケゴロシくん*1なんて
「カマナカ姐、今度あのオババが俺のところに来てゲットゲットなんていったら首しめますよ」
と鼻息が荒いし、新人君は
「さっき、あのオバハンにべたべた触られました。どうしたらいいんですか」
と涙目。
折角のいい店なのに残念なことです。さて、この後どうなっちゃうのかキャピオババ。
*1:我が課の後輩。ものすごいイロオトコなんでこのあだ名
度胸ちゃん完治
アタシがリフレッシュ休暇をとっている間に、度胸千両*1のリハビリが終了していたことが判明。先生の見込みより2週間以上早い完治。
何故かって?
ともかく度胸千両は「真面目・内気・我慢強い」。お医者さまが週3回の通院でいいよっていってるのに週4日〜5日(つーことは休診日を除いてほぼ毎日)せっせこ通ったんだもんね。
医者 「度胸さん、週3回でいいんですよ。毎日通うのはたいへんでしょうし」
度胸 「いや、でも、来ないよりは来たほうがいいですよねぇ」
医者 「それはそうですけどね。でも大変でしょう、お仕事もあるでしょうし」
度胸 「先生、僕は自分自身の判断で通院回数を決めます」
お医者さまとの間にそんなやりとりがあったと度胸千両は誇らしげに語る。んなもん鼻の穴ふくらまして誇らしげに話すことじゃないじゃんと思うのはアタシだけか。
度胸 「でもね、通院生活もなかなか楽しかったんだよね」
川中 「その感覚、アタシにゃさっぱりわからん」
度胸 「なんかね、日参する場所が無くなって寂しいんだな」
川中 「おかしいですよ、感覚が。ずれてません? フツーは素直に喜ぶんでないの?」
度胸 「そうなんだけどねぇぇ(ため息)」
実際問題、今週の度胸千両はなんかおかしい。気が抜けたようになってしまって、定時間が近づくとボーッとし始める。来週あたり全快祝いをやりたいねとクチビル*2と決めた川中なのであります。でも、全快祝いってゆーか、この調子だと「度胸ちゃんお慰めの会」になちゃう予感だけど(爆)
呼び出すなっつーの
会社関係で訃報が入る。不幸が多いですね、季節の変わり目って。でも、仕事が終わらず欠席。仕事がひと段落したのはPM9時前のこと。
『ほえぇぇ…疲れたなぁぁ』
机の上を片付けて帰りしたくをしているとケータイがぶるぶる。
『なんじゃい、こげな時間に一体誰じゃい』
表示を見ると技術部の部長(以下、加藤紘一にソックリなんで自民党と呼びます)から。なーんかいやな予感。
川中 「はい、こちらカマナカ」
自民党 「おーおー、いまどこだ?」
川中 「会社です。いま終わりましたケド」
自民党 「そか。じゃ、駅で待ち合わせだ」
川中 「な、なんでですか?」
自民党 「例の通夜帰りでいま横浜駅だから、30分後でいいよな?」
川中 「だから、なんで待ち合わせなきゃいけないんですか、自民党さんと」
どうやら敵は自民党1人ではないらしく、こっちの話も聞かずに大きな声で
「仕事終わったってさぁ〜」
「そうか、じゃ、大丈夫だな」
「いつもんトコでいいだろ」
などと騒いでいるのが聞こえる。通夜帰りに呼び出すなっつーの(苦笑)
川中 「つか、明日も仕事なんですから帰ったほうがいいですよ」
自民党 「圧倒的多数でカマナカの2次会合流は可決されました」
「○○駅の北口に20分〜30分後でイイダロ」
「そーだな、あ! 電車が来たぞ!」
「乗れ、乗れ!!」
そんなやりとりが後ろで聞こえ電話はぶちっと切れる。かけ直しても繋がらない。これはもう、行くしかあるまい(涙) かくして待ち合わせ場所へ向かいオヤジ軍団と合流。ところがなんか違和感を感じる。そーだ、通夜帰りなのに、みんな香典返しを持っていないじゃんか。
川中 「みんな紙袋はどうしたんですか、香典返しは」
自民党 「んんん?? !!」
オヤジ1 「あれ、どうしたかな」
自民党 「おっかしいなぁ…」
オヤジ2 「さっきの店に忘れたんじゃないか、もしかして」
川中 「さっきの店ってなんですか? 横浜駅で飲んでたんですか?」
自民党 「そうそう。通夜の後に一軒寄ってきた」
おやじ 「あー、そーだよ、そーだよ、テーブルの下に置いたもんな」
自民党 「違う! 違うよ、店を出るときにオレ、3人分ちゃんと手に持ったもん」
オヤジ2 「はぁ? じゃ、自民党が持ってなきゃおかしいじゃんか」
自民党 「・…・…あ゛!!! 切符買うときに足元に置いたよ、そんでそのままだ!」
オヤジ1 「そーだ、そーだ、切符買った後さ、慌ててみんなでトイレに駆け込んだじゃん」
自民党 「そーだ、御叱呼が限界で駆け込んだよ、あーあー、慌ててたもんなぁあん時」
オヤジ1 「つーかよー、後ろのやつも忘れてますよとか一声かけても罰はあたらないだろーによー」
川中 「そういうのを逆恨みってゆーんですよ」
オヤジ2 「ま、忘れちゃったもんはしゃーねぇな」
券売機の下に置かれた3つの香典返し。駅員さんはどう処分したんですかね。やっぱり遺失物預かり所? 喪主の名前とか住所とか中に入ってるのにねぇ(爆)
それから一向はいつもの店に寄って12時過ぎまで飲みつづけました。
それにしてもアホですね。家に帰ってカーチャンになんと申し開きをするんでしょうか。まさか「風に吹かれて飛んでいってしまった」とか「置き引きにあった」とかいうんじゃなかろうな。
しっかし、どーでもいいが、通夜帰りに呼び出すなよな、マジで。
次回作
思案の末、やっぱり「アイ○ル」で借金のパパ。ペット何匹でもOKのマンションを借りてしまう。。
だが、餌代やらの家賃やら、経費がかかり過ぎて自分が食うに食えない。仕方なくドッグフードを一緒に食べる毎日。モチロン、激痩せ。街をふらつきながら歩いていると清水パパの目に飛び込んできたのは
「小犬、高く買います!!」の文字。
虚ろな目でペットショップの宣伝を見つめるところで、お約束の 「どうする〜♪アイ○ル〜♪」
次回作
清水パパ 「こんなに仰山子連れで帰って来よっからに。オマエ、一体どうせいちゅーねん(涙)」
ワンコ 「きゅい〜ん」
ドンドンッ! ドンドンッ! ドンドンッ! (ドアを派手に叩く音)
大家さん 「困りますよ、清水さん。いくらなんでもこの数は多すぎます! アパート中から苦情山盛りです!」
涙目の清水パパアップで 「どうする〜♪アイ○ル〜♪」