最後の花見

昨日は今シーズン最後の花見でした。会社の現場フロアでゴザを広げてドンチャン。会社にいながらにして花見が出来るように、昔、うちの部長どのが咲く時期の違う桜を何本か植えたんですね。さすがは我らがブチョーどの。だからちゃーんと花のある花見です(爆)
縁日風に焼鳥、焼きうどん、フランクフルトにイカ焼きなどの露店もどきを出したりして、そらもう大騒ぎ。スナックのママからは酒類の差し入れが届き(会社にスポーツカーで乗りつけるなっちゅーねん、ママさんてば)、行きつけのおでん屋からは何故かテンプラが差し入れられたり。
ところが、【そんな夕子】な部長*1、川中、後輩のイロオトコくん(ものすごい色男なので、あだ名をゴケゴロシとします)の3人は仕事に大ハマリ。

「イエーイッ!」
「カンパーイ!!」

現場から響くそんな声を憎々しげに聞きながら仕事。しばらくすると例の度胸千両(リハビリ中)も仕事が心配で事務所へ戻って来た。3本締めが聞こえた頃、われら4人の仕事も一段落。1次会に参加できなかった分、2次会でしこたま飲もうと画策。選択肢は以下の4つ。

1.技術系ワカモノと大騒ぎ
2.4人でしっぽり
3.おなじみのK氏らといつものような2次会
4.ごちゃまぜ酔っ払い軍団とのわけのわからない2次会

一応2番を選択するも、結局は1番と合流してしまい、挙句の果てには4番までもが合流。 
ゴケゴロシは酔っ払ったおやじにチューチューキスをされながらも面倒をよく見てエラかった。技術系ワカモノその1はぺろぺろに酔っ払い、居酒屋のおばはん(推定年齢55歳)を捕まえて
「やいっ女を紹介せいっちゅーねん」
と脅し、脅しがきかないと
「そんなこといわないでお願いしますよ、おねいさんに縋るしかないんです」
と泣き落とし作戦にでる。自称アレックス・ボールドウィンのおやじは、相も変わらず
「マジで合同カンパやんねーとひどい目にあわせるぞ、カマナカ姐」
と騒ぎ立る。技術系のボスは居酒屋にヘネシーなんてあるわけないのに
「おい、ヘネシーもってこい。なかったらロマネコンティーでもいい」
と従業員に絡む。【そんな夕子】な部長はいつも通りに時々オネエ言葉を発しながらのエロ全開で上機嫌。度胸千両もいつも通り、静かにニコニコとみんなの話を聞いて笑ってる。
なんとも大爆裂の2次会。時刻は23時を回って、「さて、そろそろ帰りたいなぁ」と思っていると、絶妙なタイミングで係長(オハコは夜霧の第2国道なので、以後は国道と呼びます)が


国道 「カマナカ君、君とボクは家が近いんだから送るからな、シータクで」
川中 「(シータクゆーな、シータクと) じゃあ、そろそろフケマスカ、アタシたちは。明日もあるし」
国道 「そういうと思ってシータク呼んでるから、今。もうちょい待ってくれよ」


しかし、待てど暮らせどタクシーは来ない。なので


川中 「国道係長、随分遅いですね、タクシーのヤツってば」
国道 「おれのシータクになんか文句があるのか、カマナカ」
川中 「つーか、ちゃんと呼びました?」
国道 「呼ぶって何を。意味がわからん。文句ばかりいうと減給だぞ」
川中 「(酔っ払ってる…)じゃあ、アタシ電話してきます」
国道 「ガタガタ言わずに、最初からそうすればいいんだ。つか電話ってなんだ」
川中 「・・…………」

結局、店を出たら流しのタクシーがいたので捕まえて無事に家にたどり着きました。話を聞けばそのあとは3次会と称して3時頃まで飲んでいたとか。それでも本日は1人の脱落者もなく、みーんな元気に出勤してます。うーん、エライ!!

*1:春の人事異動で、課長は部長に昇格しました。そして、われらがブチョーどのは部長付となったとさ