出来すぎな話。でもホントなの(爆)

昨日、夕方の休憩時間が終了して席に戻ると【そんな夕子】な部長が唸っている。

「うう…どうなってんだ」
「やっぱりだめだ」


川中 「部長、どうしたんですか? なにか問題でも?」
部長 「いや、その… ああ、ちょっと聞きたいんだけれども」
川中 「ハイ、なんでしょうか?」
部長 「○○支社に、ニノミヤさんという女性がいるよね」
川中 「ハイ」
部長 「彼女のあのニノミヤという字、アレはカマナカ君のパソコンでちゃんと変換できる?」


なんか意味不明のまま自分のパソコンで入力してみる。モチロン、ちゃーんと「ニノミヤ→二宮」と変換できる。


川中 「部長のパソコンだと、一体どうなっちゃうんですか?」
部長 「・・・ふ、2つの飲み屋になっちゃうんだ(涙)」
川中 「がっはははははは(爆笑) 飲み屋はいいやね、飲み屋は(再笑)」
部長 「わ、笑わないでくれよ。お、大きな声出さないでくれ」
川中 「ここで笑わずいつ笑うってゆーんですか(爆笑) 流石はそんな夕子ですね! あっはは〜」


そこへ我らが部長付どのが、やはり休憩を終えて戻って来た。早速この笑いを部長付にも教えて差し上げる、まさにOLの鏡とでも言うべき川中。爆笑する2人を恨めしそうに睨みつける【そんな夕子】な部長。


部長 「もーオレはカマナカ君が嫌いだ、大嫌いだ。なんですぐ面白おかしく喋っちゃうんだよ!」
部長付 「あはあはぁ〜ふぅふぅ〜 そんなこといったって仕方ねーだろが。やっぱりオマエは呑み助なんだ(爆笑)」
川中 「ぷぷぷぷ〜 だけど、そういう部長付のパソコンは大丈夫なんでしょうね? まさかってこともありますよ」
部長付  「あったぼーよ、ビシッと一発変換に決まってんだろ」

かくして自分のパソコンでもニノミヤの変換をかける部長付。ところが、ここからがあまりに出来すぎな話で信じられない気分なんだけど、なんと部長付の方は「ニノミヤ→ニ飲み屋」に変換されてしまった。僅かに違うのは「2」か「ニ」かということだけ。「うーん、一体どうなってんじゃ、うちの部は」と思っていたら、更にアホくさい言い争いが始まってしまった。


部長 「なーんだブチョーヅキだって同じじゃないですか(爆笑) あー良かった」
部長付 「馬鹿いえ! オマエのは普通の数字。オレのは学があるから漢数字だぜぃ」
部長 「そんなところに意味は無いんですよ。飲み屋というのが問題なのであって」
部長付 「アホ抜かせ! これは赤ちょうちんと銀座の高級クラブくらいの差だ」


・……流石のアタシも付き合いきれんかったです、今回は。だけど、部長も部長付も、パソコンでどんな文章を打っているんでしょうか。不思議でたまらん。パソコンまでもが呑み助だったとは夢にも思わなんだ。